ミニスキュル・シングスminusculeshings

about

※こちらのサイトは更新を中止しております。最新情報は吉田アミ公式ウェブサイトをご覧ください。

minuscule things 非常に小さいものたち

minuscule sings 非常に小さな声で歌ってる

minuscule shings 非常に小さく揺れている

という意味。

shingsはスペルミスであるが、Googleの自動翻訳にかけると「揺れる」と誤訳されてしまう。
小さなものたちが集まって小さな声をあげ、揺れ続けているような……。
誤読もふくめ、小さなゆらぎをいつも持ち続ける。
子どもが間違えて書いたような文字のように……。

立川貴一と吉田アミの男女ふたりによる異色の演出ユニット。
ふたりで作品を演出することで、どちらのものでもない不確かな「状態」を作る。

立川貴一(たちかわ・きいち)

作家、俳優。演出家・美術家の飴屋法水に出会い、同氏の作品に出演/参加し、作ることの根幹を学ぶ。2013年、演劇公演『害虫』を都内の古民家で発表。即興性の連続とその蓄積による「結果的な再現性」を重視。2018年より吉田アミとの演出ユニット、ミニスキュル・シングスを開始。演劇にこだわらず、他ジャンルとの横断的なコラボレーションも多く、これまで、ju sei、滝沢朋恵、賢いユリシーズをはじめ、グラフィックデザイナーの石塚俊との共作などある。また、写真家・演出家の三野新作品や、カゲヤマ気象台作品、シンガーソングライター・グルパリのレコ発ライブへの出演など俳優としても活動している。

吉田アミ(よしだ・あみ)

音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。90年代から00年代にかけて世界的なムーヴメントとなった、いわゆる「音響」的音楽のオリジネイターの一人。CDアルバムを文筆家としても活躍し、小説やレビューや論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。音楽家で批評家の大谷能生との「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を展開。近年、舞台芸術の分野において独自の創作活動をこころみはじめている。

ミニスキュル・シングス活動履歴

2019年11月16日(土)FTARRI FESTIVAL 2019@BUoY

すずえり (self-made instrument, prepared piano)+ミニスキュル・シングス:吉田アミ (voice) + 立川貴一 (performance)

2019年6月2日(日)Chase Gardner (USA) /// ミニスキュル・シングス @Ftarri(水道橋)

2019年4月28日(日)29日(月・祝)「サマースプリング」公演@SCOOL(三鷹)

2019年2月16日(土)「あしたのあたし」&Yuko Nexus6「#tbk_yuko」出版記念パーティ

会場: 浅草橋天才算数塾

ミニスキュル・シングス「あしたのあたし」公演の上映&「鬱日記」のシーンの上演(出演:三宅里沙、Yuko Nexus6)。
ゲスト:細馬宏通(歌とトーク)、ぶなのもり代表・小倉美保(トーク)

本公演に向けてのファンドレイジングパーティの予定が、ワーク・イン・プログレスで物議を醸した「鬱日記」シーンの
バージョンアップ・パフォーマンス上演となる。
「天国(階下のパーティ)と地獄(2階での上演)を味わった」とのコメントを生む、いわくつきの夜となった。

2018年11月3日(土・祝)17:00 / 20:00(2回公演)ワーク・イン・プログレス『あしたのあたし』

作・演出:ミニスキュル・シングス
原案:『#tbk_yuko』Yuko Nexus6(ぶなのもり刊)
会場:三鷹SCOOL

出演:Yuko Nexus6、三宅里沙、清水みさと
20:00回トークゲスト:細馬宏通会

あたしがあたしたちと出合うふしぎな一日。過去の若いあたしが、今日の老いていくあたしと出合う、それは儀式のような約束。
あしたとあたしを知るために……。作品は美術、照明、演出、脚本までほぼ、立川貴一、吉田アミふたりだけで制作された。
これを機にミニスキュル・シングスが結成され、本格的なスタートとなった。

 

2016年3月21日(月・祝) 16:00開演 / 19:30開演(2回公演)〈SNAC パフォーマンス・シリーズ 2015 vol.6〉ミニスキュル・シングス

『おかにかお』

作・演出・美術・照明:立川貴一
音:滝沢朋恵 映像:石塚俊 演出助手:村田麗薫

『あしたのきょうだい』

作・演出・出演・音楽:吉田アミ
出演:張 祐寿
宣伝美術:絵:森本将平 デザイン:石塚俊
企画:土屋光(HEADZ/SNAC)
会場:神保町 試聴室

今公演のテーマのひとつは「プレイ」。立川貴一は演劇、吉田アミは音楽を背景に持ち、
それぞれそこから創作を進め、「プレイ」つまり「演じる」こと、「演奏する」ことの接触点を探る。
公演自体の構造として、場所を選ばないもの、舞台空間を共有・連続して上演されることで、
まったく違う物語が緩やかにクロスオーバーする……。ミニスキュル・シングスのプロトタイプとなる公演。